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「ハゲタカ」第一話・日本を買い叩け!!

NHKドラマ「ハゲタカ」土曜9:00
(第3回10:00、第4回9:15)全6回
ドラマは以下の2作が原作となってます。
ハゲタカ(上)ハゲタカ(下)バイアウト 上バイアウト 下

<てるや>
第1話は1998年の外資ハゲタカファンドによる、不良債権の買い叩き。
金融物語とはいえ、日本のあちこちで実際におこった事なのでわりと共感をえる話じゃないだろうか?
金融は詳しくないが、そういう緊張感がドラマとしてとても面白かった^^

物語は以下の4人を中心に回る。
外資ファンドの大森南朋が、大手三葉銀行、柴田恭兵らを相手に不良債権を買い叩く。
大森は三葉銀行出身で柴田の元部下。
大森の貸し渋りで自殺した父をもつ栗山千明が、金融を追うTVキャスターを務める。
今回の大森による不良債権処理で死に追い詰められた父をもつのが老舗旅館の息子、松田龍平
予告を見ると後半で別会社のファンドマネージャーとなって再登場することになってる。

第2、3話はおもちゃ会社を私物化するオーナー企業相手に、大森と柴田が激しくやりとりする。
4.5.6話は、大手電機メーカーをめぐる「株主」「経営者」「従業員」絡めた
”会社は誰のものか?”という話。社長は菅原文太。今からひじょうに楽しみだw

以下、バブルについて改めて考えてみた。

ハゲタカ」では大きな借金に苦悩して追い詰められ、自殺するものも出てくる。
僕がここで不思議に思うのは、
「ゼロやマイナスに陥ったからといってなぜ『やり直し』ではなく『自殺』を選ぶ人がこんなにも多いのか?」

仮説を立ててみる。
もし、自分が築き上げてきたスキルに自信があれば、それを元にマイナスからでも何度でも挑戦できると思う。
チャンスが残ってるのなら全てを諦めることもないだろう。

だが築き上げたものがスキルではなく「お金」だったら?
もし、何年も何十年も必至になって築き上げたお金がゼロになったら?マイナスになったら?
何十年の人生全てを否定するような虚無感に襲われるのは想像に難くない。

もちろん「お金」を築き上げるにもスキルはある程度備わってくるものだし、経験も溜まるだろう。
しかしそれは、「お金」を築き上げるために付随してきたスキルであって、
スキルを築き上げたら自然とついてきた「お金」とは違う。
深く掘り下げてない浅いスキルは通用しないと否定され、自信の元にはならないのかもしれない。

だから、「お金」を失うのは怖い。
ゼロになったらもう二度とやっていけない。
必至で「お金」を守らないといけない。
強欲といわれようが、醜いとののしられようが、すでに自分を支えてるものがもうそれしかない。
なくなったら立ち上がる基盤がない。
やり直せないのだ。

バブルでみんな自分の実力以上のところに押し上げられ、
それに見合った経営努力やスキルアップを計らなかった結果、
土地に税をかけられたとき、景気が破裂し、本来の実力のところへ叩き落とされた。
バブルでもそれにみあった経営努力を続けてたところは、イスからこけた程度で済んだろう。
しかし、ビルの10階まで押し上げられ、10階分の土台をせっせと積み上げなかったものが
破裂したときどうなるか、、、、

ただこれはバブルの話ではなく、むしろ現在の日本人のことかもしれない。
技術立国日本という強い先人達が僕達現代の日本人を高いところまで押し上げてくれた。
おかげで世界の中でもとりわけ贅沢をして暮らしていける。
しかし90年代の金融ビックバンあたりから、護送船団はどんどん解除されグローバル化が進む。

世界中の人が国という枠を超えて平等に評価されるようになってくる。
強い日本企業、強い日本円、一部の強者のおかげで日本人は全員が相当な底上げをされて評価されてた。
だのにこれからみんな、本来の国際基準、国際価格で並べられる。
果たして自分の世界比較での生産能力は何ドルだろうか?
国際価格で評価されたときのギャップは受身を取れないような高さになってないだろうか?

国際的に見たら「日本人」というのは、一部の優秀な技術者と、一部の強い企業などをさすのだろう。
その人たちのおかげで日本は強い日本でいられる。
でもこれからは、日本人として扱われ、贅沢できるのはその一部の優秀な人たちだけかもしれない。
すでに二極化は進んでいて、日本で生まれた人たちはそういった「日本人」になるために
深いレベルを学ぶ必要がある。
少なくとも世界経済第2位で2007年水準の学びを、毎年学び続ける前提で。

学んでスキルを磨き一流にまでなれば、例えば、、
伝統芸能の演出や哲学が最新のエンターテイメントでも有効なように、
伝統技術から、最新のシリコンチップや宇宙技術につながるように。
深いスキルはなにかと応用がきく。
スキルにある背景哲学は、一流の物のみかた、捉え方を知ることができて、
見えなかったたくさんの物が見えてくるようになる。
とうぜん自殺するという選択肢とは無縁だ。

お金を稼ぐことも大事なことだが、本来の自分達の役目は、
「先代から真似て一流を受け継ぎ」
「そこに新しいものを組み合わせ、ちょっとだけ良くして」
「次の世代へそれを引き継ぐ」

ということだけなんだよね。たぶん。


参考記事:さっさと次へ行こう。もう日本という物語は終わったのです。

「ハゲタカ」第二話、「ゴールデンパラシュート」 - あるSEとゲーマーの四方山話
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  3. 2007/02/18
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コメント

<たっく> 

バブルの中を勢いだけで過ごしてきた人が不況になってリストラされるのも一緒だね。
背伸びはいつまでの続けられないしね。
  1. #/mQkURt2
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  3. 2007/02/18
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