カレーハウスCoCo壱番屋 <てるや>カレー屋のお話。
がっちりマンデーで、社長さんが出てました。
1101店舗を超え、
吉野家の店舗数を追い抜いたそうです。
CoCo壱はまだ創業30年もたってません。
カレー屋フランチャイズでは、
どこも50店舗を越えてないところばかりなのに
なぜ、CoCo壱番だけがこれだけの拡大を?
どうやって成しえたのか?
番組から3つのポイントに注目してみました。
▽お客様の好きなカレーを、お客様自身で作ってもらうといっても、素材から作れというわけでなく
辛さを10段階
ご飯も100gから
トッピング種類も豊富
から選ぶということです。
まあ、それだけだったら他のカレー屋さんもやってそうですね。
それでは次、
▽お金をかけても、苦情を集めるCoCo壱には、アンケート郵便葉書、
切手貼らないでいいのが置いてるそうです。
さらに、アンケート答えてくれた人には
商品券が抽選で当たるとか。
切手代、商品券代などで
300万円以上の負担になるそうで。。
そこまでしても、お客様の本音が聞きたい。
どこをどう改善していけばいいのか、
お客さん主導で改善していくわけです。
郵便葉書にしてるのは、
「家でゆっくり書いてほしいから」お店のその場で書くと多少気がひけるし、時間もないということです。
さらに副次作用として、
「従業員が、お客様に見られてるという感覚を持つ」こともあげられます。
ヘタな事を葉書に書かれない為にも、
味や量、サービスについても手を抜かない意識が芽生えるとか。
▽フランチャイズのロイヤリティは0円通常、フランチャイズ店というのは、ロイヤリティを払って
その経営ノウハウと、ブランドを使わせてもらうわけです。
しかしCoCo壱では
ロイヤリティが0。
では、どこで利益を得るのか?
これは普通に、
カレーの材料費を売ることで成り立ってるそうです。
フランチャイズが増えるほど、材料もよく売れる。
まずは、フランチャイズの皆様が利益を出して、
お店をもってよかったなあと、喜んでくれるのが先ということ。
▽うまくやってる会社はみんなどこか似てるなんだか、昨今Webで見かける単語といろいろ似てませんかね?
「お客様自身が好きなカレーを作る」UGM(ユーザージェネレーションメディア)
UCC(ユーザークリエイティブコンテンツ)
「苦情を集めて改善していく」50%ルール
永遠の【β】バージョン
「ロイヤリティ0円」無料サービス化
無理やりつなげすぎだと思います?
CoCo壱は別にネット企業でもないですし、ネットから学んだわけでもないですしね。
でも葉書の商品券や、ロイヤリティ0など、目先の報酬を犠牲にしてもサービスが完全でなくても、
与えるだけまず与えきってから、満足した人たちのこぼれる笑顔とこぼれるお金を
少しだけいただく。
報酬を後回しにする方が、結局儲かるのかもしれません。
一説に、リアルの社会では
100のサービス量を産み出して与えたら10のお金が返ってきて
ネットの社会は
100のサービス量を産み出したら1のお金が返ってくるそうです。
(もちろん距離と時間にしばられないネットの効率はやり方しだいでとんでもないですが)
リアルもネットも商売や、成功の原点は変わらないのかもしれませんね(o ̄∇ ̄)o
あ、そうそう。
創業者夫妻は
「みんな何か思いついたとき、うまくいくかどうか悩むでしょ?
私達にはその思い悩むという神経がなかったのよ。」
(だからどんどんやっちゃった)
ともいってましたw
ためしてガッテンのカレー特集がすごい! : akiyan.com カレーついでw
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コメントを書く(1)
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トラックバック(1)
- |2007/03/30
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出張&残業の時はみんなでココイチの出前注文してたなー。
カレー嫌いってかなり少ないし、いろいろカスタマイズ出来るから一番無難^^
それにしてもロイヤリティは0円だったのかー。
加盟店募集の際に売上予測を誇大表示したりや不利な情報を隠蔽していたどっかのコンビニFCとは大違いだな。
本部が儲かればいいなんて考えてるトコはやっぱダメだね。
FC店は顧客の次に大事なお得意様。
- #2NZBXl8Y
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- 2007/03/31
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- 2007/04/05|
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