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Picasa写真加工に学ぶ、傾きの美学


<てるや>
Googleから画像管理ソフト Picasaをダウンロードして使ってみました。
(左メニューのGoogleパックバナーからダウンロードできます)
最初はHDDにある全画像をサムネイル化するので、
処理に時間かかるのですが、それが終わると Mac風というか
いまどきのインターフェースからシンプルで速い操作ができます。


▽個人的にお気に入りの3つのボタン

写真加工について、気に入ってるのが

「サーキュレーション」(色を濃く)
「グロー」(意図的な白とび)
「傾き調整」(傾ける)

の3つです。
重ねがけ、微調整もできます。

20070403151325.jpg
例えば元の写真があったとして。


20070403213335.jpg
上の3つに「グラデーション」「ソフトフォーカス」までかけるとこんな感じ。

まあこの辺は調整は個人の好みなんで、
どっちがいいとはいいませんが。

20070403210819.jpg
ソフトフォーカス強め


20070403210832.jpg
モノクロフォーカルなど、
簡単に写真加工と管理できるのが魅力です。


▽加工後も原画はそのまま

Picasaは、加工後の写真を保存するのではなく
加工した数値を保存するので
(例えば”サーキュレーション80””グロー30””傾き-39”とか)
原画が劣化しません。
Picasa上で見るときは加工後の編集映像ですが
いつでも原画まで「戻る」ことができます。
(まあ、他のソフトでもオリジナルと加工画像両方を保存して
HDDデータを倍使えば一緒ですが)

もちろん加工後を印刷、保存、出力することも可能です。
なんでここまでできるソフトが無料なんでしょうか?w
(他にもっと使いやすいフリーソフトがあるとか?)

▽傾きによる美学

写真撮る人じゃないんでわからなかったんですが、
この傾き調整って大事ですね。
そのほうがなんとなく写真としていいように見えます。

というか、うまい写真のなかにはもともと傾けてとってるのが多かったり
モデルの人がみずからシナをつくったり、
傾き(S字?)を考えてポーズをとってます。

これって前にエントリーした
坂東 三津五郎に学ぶ「女の色気」と「綺麗に見える方法」 - あるSEとゲーマーの四方山話

「体がきつい姿勢のときが一番綺麗に見える」そうです。
ということでしょうか?

つまり僕達人間は「水平」を基準に
物は下に落ちる(重力に引っ張られる)」という無意識の考えで物を見ますが
傾きによって中の人物の安定性が崩れるわけです。
傾いてるから今にも倒れそうになるんです。

でも倒れない!
そりゃ写真ですから!
ですが、それを差し引いても脳で受け取るこの映像は
「今にも倒れそうなところを(平気な顔で)頑張って姿勢をたもってる」
という風に受け取れるのです。

つまり傾きという映像技術を使えば、
役者がきつい姿勢をたもたなくても綺麗にみえたりするわけです。


宮崎駿アニメも傾きまくり!

映像が傾いてるわけじゃないのですが
宮崎アニメのアクションシーンは、傾きまくりです。

走るときはたいてい崖のギリギリを走りますし、崖はどんどん崩れていきますし
常に落ちるか落ちないかキャラクターはあわあわと踏ん張りながらアクションをします。

アニメの誇張表現といえばそうなんですけど、
見てる側としては、無意識に力が入って落ちやしないか倒れやしないかと
ハラハラしますし、ギリギリの状態で踏ん張ってるキャラクターに感情移入できるわけです。


▽傾きの極地、マトリックス


さらにこれは映画「マトリックス」における、マシンガンショット(バレットタイム、360度回転映像)にまで昇華します。

あの技術での映像が見た目に気持ちよく、とても絵になるのは
やはり重力に逆らった役者としてとてもきつい姿勢だからです。

もちろんキアヌリーブス自身であれほどのイナバウアーをできるわけがなく
ワイヤー補助と、スローモーション、カメラが回り込んでるという技術と理屈のたまものですが
観てる側としては、その理屈を前提でも、絵になる映像として受け取れるわけです。

どこまで反り返っても倒れないキアヌもそうですが、
空中に浮いたままの弾丸こそ、究極のきつい姿勢をたもってます。
もし現実のカメラ速度で回り込んでるとしたら
(実際はスチールカメラ200台とCG合成ですが)
本来なら弾丸はあの速度では浮いてられず下に落ちるはずです。

スローモーションと高速カメラという見せ方ゆえ
自然と受け入れられる映像となりますが
あの重力に逆らう弾丸の姿勢が究極にきつい姿勢で、一番綺麗に見えるわけです。

そのためには、
カメラの高速回り込み移動で、
対象物はスローモーション、
さらにその対象物は浮いてないとだめなわけです。


▽傾きも不自然すぎるのはだめ

写真でも、傾きすぎてはいけません。
いくらなんでも、その姿勢は保てないよとウソくさく見えたらだめ
ギリギリ頑張ってるぐらいに見せるのがベスト。

アニメも浮いてりゃいいのかといって、
超能力で楽に浮いててもきつい姿勢にみえないんでだめです。
あくまでなんらかの理屈で重力に逆らってる、
ギリギリ感がないとウソになるわけです。

実写映画でも、あまりに不自然なワイヤーアクションはウソくさくなります。
理屈を超えた傾き、アクションが不自然に見えるのです。
あくまで自然な範囲で、理屈で重力にはむかえる補助的な扱い、
基本として観客に”ワイヤーを使ってる”と思わせたらだめなのです。
(もういい加減、お約束文化になった感じはありますがw)

マシンガンショットもただのスローモーションなら特別たいしたことないのですが
これに
「高速カメラの回りこみ」
「空中に浮いてる物体」
があわさることによって
不自然ではない、綺麗な映像が取れるわけです。

学生クリエーターさんとしては、
自然に見えるギリギリの傾きを意識するのもいいかもしれません。


(後半はさすがに不自然ですか?前半もですかw)


Picasa 無料提供の仕組みがわかった - あるSEとゲーマーの四方山話
他にもこんなことができるようで。


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  3. 2007/04/03
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