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仕事術スペシャルに見るマルチタスク脳の使い方

“仕事術”スペシャル Part3 (2007年5月1日放送) | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀


第52回(2007年5月22日放送) | 装丁家・鈴木成一 NHK プロフェッショナル 仕事の流儀



<てるやん>
まずはスペシャルから2人、
1人目は、モバゲーが爆走中のDeNA社長、南場智子氏


1、「部下の近況データを更新する」

南場氏は、百何十人もいる部下とのコミュニケーションをかかさない。
普段の仕事の活動もそうだが、
昼飯は毎日違う人と食べに行き、
一人一人がなんの仕事を抱えてるのか?
打ち明けてくれるなら個人的な悩みも相談に乗る。
様子がおかしかったら、直接じゃなくても他の社員からそれとなく聞き出す。
仕事の合間に、ひざを突き合わせて話す。
そして一人一人のそのつどのデータを全部PCに記録してるのだ。

これによる社員それぞれの「認めてもらってる、話を聞いてもらえる」という
自己重要感の充実は計り知れない。

そう、今の任天堂社長がHAL研究所を立て直したのとほぼ同じ手法なのだ。

どんな企業でも Web2.0化して利益を倍増させるコロンブスの卵が発見された!! - あるSEとゲーマーの四方山話
7年間、ずっと全従業員からひたすら話を聞きだす。。。( ̄_ ̄|||)
一人でひたすら一生懸命、
自分から全員の頭脳へリンクを貼っていったんですね。
ダイヤの原石を捨てないように。。。。。
それを半年ごとに更新して。。。。(TωT)/~~~




2、「期限前に担当者へ連絡を入れる」

それぞれが、いつまでに仕事を仕上げる予定は全部入ってるので
その期日前に一度連絡を入れる。
仕上げがどうなってるか、こちらから確認する。
遅れてるにしろ、順調に進んでるにしろ、この一手間が結構大事だとか。

本来、多忙の社長へは下からホウレンソウがきてもよさそうだが、
それだと余計忙しくなるのかな?
これも、社員を気にかけてるという姿勢の表れなんだろう。
殺伐とした、一部社員だけの生き残りゲームになるよりは、
社長がしっかり社員のことを見てくれる会社のほうが全員のやる気がでるのだろう。


2人目・世界建築家・隈研吾
40ものプロジェクトを同時進行する超売れっ子建築家である。
どうやって40ものプロジェクトを同時進行させてるのか?

1、「会議は平均10分」
これが、秘訣。
さらに3つに分けると

I・『今、決める』
即決できることは、すぐに決める。
もちろん会議は決断する場所なので、みんなこうあるべきなのだ。
しかし普通はこれができない、
隈氏がなぜこれができるのかというと、、、

II・『相手に任せる』
部下にできそうなことだと思ったら、すぐに自分の手から離す。
普通は部下に任せるのは不安で、権限委譲して勝手なことをされるのを嫌うが
隈氏は、部下を信頼しどんどん仕事を任す。
さらにもうひとつ、

III・『今度、考える』
会議は決断する場所であって、考える場所ではない。
会議中、みんなで考えるのは無駄なのだ。

コミュニケーションはキャッチボールみたいなものなので
なげかけられたボールを隈氏が考えてると、
その他のクライアントやスタッフは無駄な時間を過ごす
隈氏がボールを返して、クライアントやスタッフが悩んでも隈氏の時間がつぶれる。
これは会議ではない。

なので、決断に迷うときは一人のとき今度考えてから、次に決断する。
これで会議は10分で終わる。


2、「常に相手に刺激を与える」
依頼先の連絡を密にする。
これは特に何も用がなくても、こちらから連絡を入れるということ。
仕事をせかせる意味ではなく、ちょっとした世間話からでも
建築過程での問題になりそうな芽がわかることがある。
そういう早い段階の修正の狙いと、
相手側の仕事のイメージの更新を狙って、常にこちらから刺激を与える。



3人目は装丁家・鈴木成一
ベストセラー本の表紙をいくつも担当。
本の個性を削りだし、他の本に埋もれず手にとってもらうその道のプロ。
こちらも超売れっ子。

「無意識で見る」
鈴木とて、いつも容易にデザインの最終形を思い浮かべられるわけではない。正解の形が見えず、苦悶(くもん)するときもある。そんなとき、鈴木は、出来損ないの表紙を本に巻き、それを机に立てたまま、あえて別の仕事に没頭する。狙いは自分を無意識にすること。別の仕事に没頭し、ふとした瞬間に出来損ないの表紙が目に入る。その瞬間に何を感じるか、その感覚を探るのである。鈴木はこう説明する。「要するに、出来損ないの表紙など見たくないのです。それを何度も見て違和感を自分に植え付けることで、そこから逃れたいという欲を育てる、そんな感じです。」




この3人に見る脳の使い方が2つ。

まず、
「期限前に担当者へ連絡を入れる」
「常に相手に刺激を与える」
これは、相手の脳の自動検索にこちらからキーワードを叩き込むということです。

3日坊主で終わらないセルフコントロール - あるSEとゲーマーの四方山話
脳は常にその膨大な能力で問題解決を行ってます。
一説に1日に5万もの問題を検索解決してるそうです。
その説が正しいとすると、人類の全員がそれをフルに活かしきれてない。

実はこの検索処理、
あなたが意識しないでも問題が解決するまで永遠に動き続けます。


ただのプレッシャーになっては、
自動検索を最初からやり直すだけなのでむしろ非効率ですが
新しいコミュニケーションで、別の角度からのキーワードを叩き込むのであれば
より早く答えを見つけ出しやすくなります。

他人をほっとくと、同じ自動検索を上書きしまくってたり、
答えのない自動検索をかけてループしてたりと、どこでつまづいてるかわかりません。
権限委譲で任せても、きちんとフォローアップして、
脳をフル活用できるようこちらから種をまくのです。


もひとつ
『今度、考える』
「無意識で見る」

何かというと、脳は一端インプットしたら
自動検索が答えを見つけるまで止まらないわけですよ。
だから、意識的にこれを考えるほど、自動検索を何度も最初からやり直しで
まったく考えが進まない。
とすると、インプットした後は「考えない」ほうが早く答えがでるわけです。

この2人が膨大な仕事を抱えても全て一級品にしあげてしまうのは
この脳の使い方を知ってるから。
インプットしたら後は考えないでも、そのうちポンと答えが出てくるのです。
むしろ考えると自動検索を最初からやり直しになるから出てこなくて、
考えないほうが脳の奥まで検索がとどいて答えが出てきます。
考えるんじゃない、感じるんだ。と。


この2つの脳の使い方。
他人の脳をフル活用することと、
自分の脳をフル活用すること。

隈氏は両方やってて
膨大な仕事を抱えても遅れることなく颯爽としてました。

鈴木氏は、基本一人で全ての仕事を完結するので他人の脳を使うというのはなく
膨大な仕事も締め切りに遅れ、ケツに火がついてるとはいってました。
(一応スタッフみたいな仕事手伝ってる人もいましたが、、)


仕事のマルチタスクは、あまり現場では好まれませんが
実はこういう使い方なら、
マルチタスクこそ人間の脳が最も得意とする仕事術なのかもと思いました。

膨大な仕事量を、的確な判断でこなすスーパービジネスマンの核心に近いヒントですね。
意識して考えないでいいぐらい完全に仕事を習得したあとは、
自分の脳をマルチタスクで動かし、
他人の脳にプレッシャーとは違う、良い刺激を与え続ける。
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  3. 2007/05/25
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コメント

<たっく> 

シングルコア(自分だけ)ではマルチタスクよりシングルタスクの方が速い。
でもマルチコア(他人を使える)のであればマルチタスクが生きてくる。

人を使うのが苦手、または自分で全部やるのであればシングルタスク。
人を上手に使えるのであればマルチタスク。
これが効率的なのかも。

現場がマルチタスクを嫌うのは仕事を振る相手がいないから。
そりゃ非効率になるんだからねぇ・・・。
  1. #2NZBXl8Y
  2. [編集] |
  3. 2007/05/25

<てるやん> 

人を使うマルチタスクはそのとおり。
自分だけの作業のときにもシングルタスクがいい。

人間の脳はCELL以上のマルチコアだけど、出力自体はシングルスレッドだから。
(言語野を通して出力したり、肉体の物理的限界のため、マルチ出力が無理。無理だよね??)

だからシングルタスクでやるべきなんだろうけど、
バックグラウンドで、脳に自動検索させる分には充分能力あまってるんだよね。
だから上の2人は、どんどん脳に仕事をインプットさせてバックグラウンドで自動検索しながら、
シングルスレッド出力は別の仕事にとりかかる。
バックグラウンド処理でポップアップしてきたものから、どんどんシングルスレッドで出力する。

どれだけ脳内に仕事(質問)を放り込んでも、バックグラウンド処理はおもいっきり空いてるから平気。
異常なまでの仕事量を同時進行でこなせる秘訣。


もちろん、仕事が一人前にこなせなるぐらいの人、
出てくる答えに対してシングルスレッドがボトルネックにならないぐらいは一人前の人じゃないと、
出力がボトルネックになって意味なし。
まず、シングルスレッドを一人前に鍛えるのが先。

あと地味に量的な仕事の場合も、シングルスレッド出力の問題なのでバックグラウンドは役に立たない。
、、「この量を減らすにはどうする?」という自動検索をかけとくにはいいかもね。
  1. #XCrtMn7Q
  2. [編集] |
  3. 2007/05/25
なまえ:


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