<てるやん>NHKのいろんな番組で「先進国でのワーキングプア」が取り上げられてます。
特にアメリカ、日本がひどいようで、元々アメリカは格差が大きい社会でしたが
さらに加速してる模様。
日本もいわずもがな。
避けては通れぬ経済のグローバル化。
グローバル化をせず鎖国や関税だけ高くすると、貿易が成り立たず国内経済もガタ落ちになるし。
そしてインターネットによるグローバル化と、
インターネットによる中間業者の中抜き。
生産者が直接消費者とつながりやすくなったため、「中流」という人たちが必要なくなりました。
大前研一氏の言葉です
ビジネス芸術化を提唱する無料機関紙。平成・進化論。[まぐまぐ!]
塾の講師の中で一億円取れる人がいるのは、
その講師がナンバーワンの実力の持ち主だからである。
もしその講義を、衛星を通じて全国の生徒が見れるようになれば、
二番目の先生は不要になる。
この点はきわめて大切なことで、デジタル通信革命の本質と
いうのは、ナンバーワンだけが必要でツー以下はいらなくなると
いうことである。
(中略)
塾は、その講師をよその塾にもっていかれたら大変なことに
なるので、一億円以上の年俸を払う。
そういう人物の持っている経済的効果から逆算すると、
非常にたくさんの人が見る場合には、経済性が抜本的に
変わってしまうのである。
そのあたりを理解していれば、教育、育児、会社、ショッピングなど
あらゆる分野にわたって、事業機会は掃いて捨てるほどある。
これからの時代は「勝者総取り」。
極端に言うと、ネットのおかげで各分野1人のナンバー1さえいれば事足りるようになった。
あとはワーキングプア??
こんな時代にどう立ち向かっていったらいいのでしょうか?
小野さんのブログです。
小野和俊のブログ:持続可能な成長を実現する「ラストマン」という自分戦略: 八百屋になりたい人が肉屋に入ってしまったらどうするか?
1. 肉屋に入ったのだから、とりあえず肉屋のNO.1を目指す
2. 八百屋への転職活動を開始する
3. 肉屋の中で野菜についての No.1 を目指す
ラストマン戦略とは、ある所属組織内で自分が一番(最後に立っている人 = ラストマン)になれそうなポイントを見つけて、実際にラストマンになったら対象となる組織自体を大きくしていく、という自分戦略である。
例えば高校生であれば、英語を伸ばそうと思ったら、まず仲間内の何人かの中でのトップを目指す。これが実現できたら、次はクラスでトップを目指す。クラスでトップになったら市町村で、その次は都道府県で、さらにその次は国内で、といった要領で、段階的に広い範囲の中でのトップを目指していく。もし仲間内でもトップになれそうになかったら、今度は「英語」ではなく、「英語の読解」や「英語のヒヤリング」といった形で、対象分野をもっと細かく分解して目標を再設定してみる。それでもダメそうなら英語はあきらめて数学でトップを目指すことを検討してみる。
1. 目標が低いので実現できそうだという実感が持てる
2. 低い目標でさえ実現できない場合には早めに方針転換できる
3. 目標が段階的に高くなっていくため、自信をつけながらストレスが少ない形で成長していくことができる
という3つの点がラストマン戦略の良いところだ。
達成できるところまで、目指す得意分野を超細分化していくこと。
バブルで経営不振に陥った数々の企業が、得意分野に特化して他を切り離していったのもこの戦略。
「選択と集中」ですね。
もはや巨大企業となったGoogleでも、1つのチームは6人以下。
それ以上になると目標を細分化してしまい、
常にまだ誰もやってないコアプロジェクトに特化しています。
あれだけの規模の企業になって、まるで数百のベンチャーチームを抱えるような
フラットな組織形態というのが、今なお生まれ続ける数々のイノベーションの元なんですね。
大前研一氏が言う
「あらゆる分野にわたって、事業機会は掃いて捨てるほどある」
というのも、そういう意味でしょう。
この業界の、この分野の、このやり方での、この地域特有の、このチーム独特の、
やり方であれば、No1を取れる。
地球の人口は60億人ですが、全ての仕事の細分化は60億通りに収まりません。
必然と、手が付けられてなくほったらかされてる物が多いわけです。
今はあまりにも目に付きやすく儲かりそうなものだけに全員でむらがってますから。
しかし誰もが目に付くレッドオーシャンこそ厳しい。
勝者総取りですから、競争率がはんぱなく高すぎるんです。
また、ある分野で誰かが革新を成し遂げると、そこから新たな事業が派生します。
青色発光ダイオードが発明されたら、照明事業、デザイン事業、
交通インフラから、アーティスト、演出家、デコレーション、
、、、
細かく分ければ無限に組み合わせが出てきます。
ある勉強方法が生み出されたらそれもまたさまざまな業界で無数の組み合わせが出てくるでしょう。
60億が1兆でもきかないぐらい、誰も手をつけてないNo1の分野は転がってるわけです。
新しいNo1が開拓されたら、また無限の派生を生み出して終わりはわりません。
ということで、超細分化したオンリー1を目指せば未来は明るいという話。
ここからは逆の話。
「そうはいっても無理だよ。やってみたけど3日で諦めた」という人のほうが大半でしょう。
こちらはワーキングプアへの道。
人間は心理的な慣性がありますので、自分を変えることは相当難しい。
現状より幸せになることにも、現状より不幸になるのにもとんでもない心理的ブレーキが働くわけです。
とするとここはやはりGoogleのように、
会社の運営システムがイノベーションを促すようになってればいいわけです。
会社の目的と、そこで働く個人の目的が完全に一致するようにし向くだけでいい。
やりたいことができて、ノルマがなくて、従業員が自ら楽しんで働けるようにするだけ。
権力争いをする必要がないフラットな会社じゃないと、社内の仲間でも協力はできませんしね。
さらに、「うちはGoogleの文化を取り入れるなんてとても無理だよ」
というところ。
完全に負け組み宣言ですが、、ならば企業資産を勝ち組にいかに買い取ってもらうか。。
うまくいってる会社のシステムに組み込まれたら変わらざるをえないでしょう。
IT会社を中心に、世の中はそういうシステムへ移行しはじめてて、
そういった勝ち組会社が拡大する限りワーキングプアは収束していくと思います。
手を付けれるブルーオーシャンは広がり続け、会社がそれをやっていくには
人手が足りなさ杉です。
単純労働の話ではなく、細分化が多すぎてあれこれ考える知恵が足りない。
たくさんの頭脳労働者を、それぞれの得意ニッチ分野に特化すればそこは独り占め。
今はそういうことができる会社運営が広がり始めた黎明期ですから
(Googleのみ先走りすぎw)
勝ち組会社には人が集まり、負け組み会社のところでワーキングプアが広がり
そのうちピークに達するでしょう。
で、、会社運営方法の淘汰が終わった頃、
あるピーク地点からはワーキングプアも減り始めると思います。
勝ち組会社のみが残り、ブルーオーシャンを常に開拓し続ける会社が人手足りないので
どんどん採用を始める。
必要なのは知恵なのですが、別に大学院博士号ばかりが必要ってわけじゃなく
必要なのは本人が持ってる「多様性」と「興味」「好奇心」「独自の経験」といったもの。
それらの知恵を会社にある知恵とで膨大な組み合わせのトライ&エラーを繰り返したいわけです。
だから高校卒業するぐらいの学力でも充分。
むしろ学力よりもひとりよがりにならない、相手を思いやる人格みたいなのが重要でしょうね。
ということでワーキングプアは心配する必要ないと思われます。
ワーキングプアのピークが今年なのか、来年なのか、再来年なのか、、
はっきりわかりませんが、今のスピードだとそんな遠くはないでしょう。
そこからはとても働きやすい職場が増えて、ストレスで3万人も自殺者を生み出すことはないと思います。
ネットワークが可能にした、
「知恵の組み合わせの膨大なトライ&エラー」
これは実際とんでもないですね。
産業革命や電気、コンピューターの発明よりも発展力がすさまじい。
しかしここから10年、いや、5年先でもいったいどこまで進むのか?w
関連記事:
3日坊主で終わらないセルフコントロール - あるSEとゲーマーの四方山話どんなに自己啓発しても、3日で元の自分に戻ってしまう心の仕組み。
どんな企業でも Web2.0化して利益を倍増させるコロンブスの卵が発見された!! - あるSEとゲーマーの四方山話事業外の革新を促す仕組み。
下っ端が会社を自分のいいように変えていく方法 - あるSEとゲーマーの四方山話一兵卒が会社を徐々に変えていく仕組み。
いじめもなく、みんなでテスト高得点とれる学級運営方法の提案 - あるSEとゲーマーの四方山話新しい社会に合わせた教育の仕組み。
これまでの教育方法だと、新しい社会へ適応するのにかなり厄介ですから。
-
|
-
コメントを書く(2)
- |
トラックバック(0)
- |2007/06/08(金)