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真面目だけど要領が悪い人にどう対処すべきか?

Say::So? - 明日塾講を辞めます
公倍数がわからない高3生、比の計算ができない高2生、
アルファベットがまともに書けない中学二年生、
等式の意味を理解していない高2生、年齢があがるほど教えるのは難しくなる。

これと

福耳コラム - 絶望しないふりはたやすいが
僕の経験では、教壇に立っていて、一番緊張するのが、
「真面目だけど成果が上がらない学生」に対する時でした。
「真面目な優等生(滅多にいなかったけれど)」に対しては
それなりの知識伝達が出来ていたと思うし、
「不真面目で成果が上がらない学生」に対しては、
まずその「不真面目さ」をたしなめて、
まずそこでちゃんとしなければとても知識なんか身につかないよ、
ペンとノートちゃんと持って来い、という説得をし、
それと並行してシャツ染めとか「ちょっとは面白そうな体験」を釣り餌にして
「その気にさせる」、それはある程度やれたと思います。

でも、「真面目であるにもかかわらず劣等生」という学生には、
到底それだけではすまないのです。
こういう言い方はしたくないけれど、もしかしたら資質かもしれないし、
そうでなくても自分の講義に臨むまでの数年間で必要な積み重ねが出来ていなかったら、
とてもこちらの手に余る重荷です。
でも、相手は真面目に取り組んでいて、
自分の講義を聞いていればなにか成果が上がるはず、
と期待されている...。でもそれはどう対応すればいいの?



「腹を割って話す」の思い出

指導マニュアル通りにテキストを進めるわけだが、前述の通り、まず問題文が読めない。
だから問題文の音読から、授業は始まる。
「といいち、つぎのぼうせんぶのよみがなをかっこにかきなさい。
はい、繰り返して声に出してみよう」
「といいち、つぎの……なんだっけ」
「ぼうせんぶ」
「あの、せんせい、いいかな」
「いいよ、いってごらん」
「でも、おこらないでね」
「わかった、絶対に怒らない。約束する」
「ばかにしないでね」
「ばかになんてするものか。ぼくは決して君をばかにしたりはしない」
「ほんとに?」
「お願いします、信じてください」頭を下げた。
「ごめん、そんなつもりじゃなかったんだ」
「うん」
「じゃあ、あのね……ぼうせんぶって、なに?」

ここらへんと

「そもそも大学に来るべきじゃなかった学生が来る時代なんだから」、
この一年、いろんな先生に何度も言われましたが、
そしてそれはこちらを慮っての言葉と思いますが、
でもそれで問題は解決しないじゃないですか。
「あまりにも講義について来れていないので退学を勧告する」としたら、
大学の経営的判断が必要になるし、それは講師が言える台詞じゃない。
じゃあ、淡々と受け流して、単位は出して卒業はさせるとしたら、
大学教育というのは「勧進帳」と一緒になってしまう。
なにかを変えなければいけないはずなのに。

これ。

<てるやん>
  というわけで何か考えてみようw


  例えば「講師個人つきっきりで、初歩から面白おかしく一緒に勉強する」
  っていうのでは、コストがかかりすぎて割に合わない。
  魚を与えてやるのではなくて、魚の釣り方を教えないとダメだ。


  知的障害者でもないこういう人たちは、
  そもそも特別何か劣ってるというわけじゃなくてただ要領が悪いだけ。
  
  なぜ要領が悪いかというと性格の問題ではなく、自分に「自信」がないから。
  こちら

「ぼうせんぶというのは、漢字では傍線部と書く。
傍は「かたわら」とも読む漢字で、そばにいる、ちかくにいる、みたいな意味なんだ。
線は……(鉛筆で線を引く)……こういう線のこと。
部は部分ね。だから傍線部とは、
近くに線が引かれている部分という意味なんだろう、と予想できる」
「つまりここだね」
「仰る通りです」
「ほんとはさいしょからこれのことじゃないかとおもっていたんだ。
でもなんでこれがぼうせんぶなのか、わからなかったんだよ」
ビギナーズラックか、私の説明の仕方に興味を持ってくれたようだった。


  ここ、ここ
  「ほんとはさいしょからこれのことじゃないかとおもっていたんだ。
  でもなんでこれがぼうせんぶなのか、わからなかったんだよ」

  僕たち日本人は、日本語をしゃべるとき
  前後の文脈で間にある単語をなんとなくでも判断できる。
  漢字の形から連想することもあれば、声のトーン、
  ボディランゲージ、表情からも読み取る。

  だから途中わからないところがあっても、仮定を当てはめてどんどん先へ進む。
  たくさんそういうことをしていって、周りのピースが埋まれば
  わからなかったことの形がはっきり見えたりする。

  赤ん坊が短期間に言葉を覚えるのもこれで、豪快なミスを雨あられのごとく量をこなし
  数うちゃ当たるで回りを埋めていって短期間で学習していく。
  基本的に要領のいい人は結果をすぐに求めて、
  過程を丁寧にひとつひとつ順に追っていくことなどはしない。

  
▽そして自分に「自信」のない人はそれができない。

  「ほんとはさいしょからこれのことじゃないかとおもっていたんだ。
  でもなんでこれがぼうせんぶなのか、わからなかったんだよ」

  自分に「自信」がないからそこに「仮定」を当てはめる「自信」もなく
  ずっと同じ事で悩み続け、ずっと立ち止まっている。
  どんどん前に進めば「ぼうせんぶ」はどこにでも何度でも出てくるから
  自然と形がはっきりしてくるにもかかわらず、毎回問題ではなく、
  「これはなんだろう?」と問題以外のところで悩む。


▽生徒一人一人に最適なスピードに教師が合わすことができればそれが一番だろうが

  もちろん何に疑問を抱いて、何を学ぶのかは本来子供の自由であるべきなのだが
  学校は決められた学科を進めることを目的としてるので
  算数の授業中にカブトムシの生態の研究とかやるわかにはいかない。
  そこでカブトムシに夢中になると、もう次の授業からわからなくなる。
  些細なことは気にせず学校と世間が求める「結果」に集中すべきなのだ。
  現状の学校システムのうえでは。

  僕たちはCPUの構造も知らなければ、Windowsをプログラムで組み上げたわけでもないけど
  インターネットを使いこなせたりする。
  しかし要領の悪い人というのは、PCに触る前にまずリファレンスマニュアル全部に目を通そうとする。
  そんなもの全部読んでる暇があったら、
  少しでもPCに触れる時間を多くしたほうが上達は全然早い。
  マニュアルなんて、基本の5ページ読めば充分だ。


  要領の悪い人は一時が万事この調子で、
  つまらないところで「これは正解だろうか?」「本当にこれで大丈夫だろうか?」
  と、同じことばかり自問自答している。
  「自分が望む結果」に目を向けてないばかりか
  「問題の解釈」すら断定しないのでいっこうに学習が進まない。

  普通の人にも言えることだけど
  「自信」がないというのは「判断力」を極端に奪ってしまう。
  だから、極端に自分に自信がない人は問題の解釈すら自分で判断できないのだ。


▽では自分に自信がないというのは、どこから発生してるのか?

  「親の愛情不足」
  「実績のなさ」
  「過保護(弱い人間として育てられること)」

  たぶんここらへん。
  これで育つと犯罪少年とか、いじめられっこにもつながる。

  「実績」ってのは最初はだれも持ってないのだけど
  運良く学校とか、町内とか、グループとかで一番になったりすると
  愛情不足や、過保護からでも自信となって抜け出せるかもしれないという意味で。

  まあ、親御さんはぜひ気をつけてくださいなw


▽じゃあどうやって自信をつけたらいいか?

  そうだなあ、、、まず極端にレベルを落とす。
  あまり厳しくないバイトとかで、お金を稼ぐのも自立の手段。
  一人暮らしもそう。
  無難なサークルとか、自治会活動とかに精を出して仲間と楽しむのもいいでしょう。
  勉強や習い事もわかるLVに落として、地道にやりなおし。
  本をたくさん読むのも効果的。

  「お父さん、お母さん、もう子ども扱いしないでください」とか
  「今に見てろ!俺をなめんなよ!!」
  とまで高校生には言えるようになってないと後が厳しいです。
  大学生以上でもこれがいえないとしたら、
  もっと実績とプライドを溜めてまずこれが言えるようになりましょう。

  それがきたら、自分で判断もできない要領の悪さというのはなくなってます。


  後はもう、完璧な判断なんてできないんだから
  とにかく頭でごちゃごちゃ考えず、望む結果をイメージして体を動かすしかないんです。
  それがミスと分かったら素直に認めてすぐ修正するだけで。

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  この寓話がピッタリ。


▽メンター(師匠)をみつける

  自分だけでどうにもならない場合、
  自分に自信をもつには、自分を認めてくれる相手が必要です。
  励ましてくれて、自分のことをよくわかってくれている人。
  そして自分の行く道をサポートしてくれるメンターをどこかで捕まえれたらいいのですが。

  まあ、そうはいってもそんな出会いとかはないと思います。
  しかし、職場関連や、学校関連で、一番尊敬できる人というのはいるでしょう。
  であれば、まずはその人に教えを請うつもりで、仮のメンターとしてはどうでしょう?

  ただで押しかけても迷惑なだけですから、何かその人の好きな物をプレゼントするとか
  お手伝いするとか、その上自分が成長したら何か恩返しするぐらいの気持ちで
  教わる以上にメンターに何か与えるつもりで接すれば、
  迷惑じゃないだろうかという消極的な気持ちも消えますし
  大事な道しるべを指導してくれると思います。

  それで歩き始めたらまた、もっと上のメンターを探したらいいんです。
  それまでのメンターにも感謝は忘れずに。


▽ライバルを見つける

  自分と同じぐらいの力を持つ人と協力しながら、競争しましょう。
  楽しさが何よりの学習意欲になります。

  ただこれも、周りがレベル高くて自分が一番下だとライバルは見つかりません。
  では、レベルを落としましょう。
  学年の下の人とでもいいし、職場の新人でもいいし。
  それもまた、周りの目やプライドが許さないかもしれません。
  ならば、、

  今はインターネットがあります。
  ここでは、役職も学年も性別、年齢も関係ありません。
  mixiでもブログでもいいから、フォーラムを立ち上げて、またはすでにあるフォーラムに入って
  自分と同レベルのライバルと協力しながら学習していきましょう。
  あれこれ、的確なアドバイスがあったり、できたりするはずです。


▽斎藤一人の本を読む

  自分が斎藤信者だから、お勧めしますが、
  特に自己啓発、自分を認める自信になる本だったらなんでもいいです。
  とりあえず最近のお勧めを紹介。

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怪しい暗示系の本w
でも、体で自分自信のことを認めていく過程はわりと理にかなってると思います。


▽ネットには質問する場所もありますし。

  教えて!goo - 質問&回答 (Q&A) コミュニティ

  人力検索はてな


  何か困ったことや疑問があったらこういうところで検索、質問するのもあり。


▽魚の釣り方になったでしょうか?

  結局自信さえつけば、必然とその自信と同じレベルに移ろうという心理が働きますから
  自分の実績でもハッタリでもいいから、とにかく結果をイメージして最短距離を進めばいいんですよ。

  先生方としても、そういう生徒個別に莫大なコストをかけるのは無茶な話でしょうから
  愛情不足による、自信のなさをどうやって自分の手で取り戻していけるか。
  というところに誘導したらいいと思います。


追記:

Snail Blog (beta) » 的外れすぎる「どうして勉強しなきゃいけないの?」
例えば親が知らないような知識を子供が得る。それだけで子供は知識を得る喜びと充足感を感じる。

誰にでも経験があると思うが、学校で新しく習ったことや本で得た知識などを、親にクイズ形式で質問したりするのもそうだ。親が答えられなかったら「してやったり」である。そうやって幼心ながらに知識を持つ喜びを感じているのである。

そうやってグイグイと知識欲をリードしてあげれば、自ずと学ぶことの快楽を身に着ける。

  これはいいと思った。
  親が子供を教育するとき、毎日の習慣で「今日の授業の内容をママに教えて」
  って感じで、子供にいろいろ教えてもらう。

  子供が得意げになって話すならしめたもので、
  教える意識があるほど、勉強の中身も濃くなるし
  ついでに、大人が忘れてしまった小中高の勉強をもう一度できる。
  みんなこれをやってみては?

  忙しいとかで無理というなら
  子供自身がブログとかで「今日習ったこと」として発表してもいいと思う。
  どんな反応があるかわらかないが、誰かに教えるつもりで予習復習ができるのなら
  より身につくと思う。
  ブログを通じて一緒に勉強する仲間ができたらいうことないね。


関連:
続ける仕組み - あるSEとゲーマーの四方山話


いじめもなく、みんなでテスト高得点とれる学級運営方法の提案 - あるSEとゲーマーの四方山話
こうもうまくやってる先生がいるのに、なぜみんな真似をしないのだろうか?
  1. コメントを書く(5)
  2. トラックバック(1)
  3. 2007/06/26
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コメント

<正人> 

自信なくてもいいんじゃん。本人の考え方しだい。

自分に自信をもつには、自分を認めてくれる相手が必要です。
そのとおり!これが答えと思います。全ては行動です。


自分と同レベルのライバルと協力しながら学習していきましょう。
ライバルが傍にいると、刺激を受けるのは必至。心が鈍感にならないようにしなくてはね。
  1. #saqCtuag
  2. [編集] |
  3. 2007/06/26

<たっく> 

てるやんへ

こらー、ダイエット参戦したのに言い出しっぺが増量してるってどういうことじゃあw
「続ける仕組み」エントリ書いたんだから続けんかいw
  1. #2NZBXl8Y
  2. [編集] |
  3. 2007/06/27

<てるやん> 

おとつい、いきなり足がパンパンにむくんでびっくりした><
腰をやられたかな???

雨降ったときは歩かないという風にしてたら
6月で雨のない日は5日しかなかったよ(((((っ-_-)っ
  1. #XCrtMn7Q
  2. [編集] |
  3. 2007/06/27

<> 承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです
  1. #
  2. [編集] |
  3. 2011/04/20

<ネットの旅カラス> 

社会人です。
要領が悪くて落ち込んでるとき、これを見ました。私の小学生からの前に進めない気持ちが心が痛いくらいしっかり書かれてて驚きました。要領が悪い、自信ない、臆病。ただ、人の倍、何百回繰り返して覚えるしかできません。
レベルを下げるってのを、八年間プライドが邪魔してできませんでした。
でも、自分のレベルに合わせるのは、自信を持つための第一歩なんですね。
  1. #-
  2. [編集] |
  3. 2012/02/25
なまえ:


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[雑記] 子供の才能を殺す、たった一つの簡単な方法

参考 世の中は全てボードゲームだよ 真面目だけど要領が悪い人にどう対処すべきか?  上記記事と自分の実感から思う事を書いてみる。『子供の才能を殺す、たった一つの簡単な方法』それは『子供に対して過保護になる事』だと思う。 子供に対して過保護になる事とは? 少し
  1. 2009/02/04|
  2. ただいま発散中!!

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 <てるやん>(ゲーマー)
 teruyastarはかく語りき
(てるやんの移転先)


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